⽇本量子医科学第4回学術⼤会は、12月6日〜7日の二日間の予定を無事終了いたしました。「基礎科学研究が拓く未来の量子医科学」のテーマの下、生物、物理、治療、融合の各シンポジウムでは12題の講演が行われ、異分野融合の当学会メンバーが互いに理解できる内容となりました。一般講演では、口頭発表12題、ポスター発表17題の発表が行われ、若手研究者3名には優秀演題発表賞が授与されました。ハイブリッドのWEB 配信を行い、総参加者数は 110 名、WEB参加は38名でした。多くの方に参加者していただき意欲的な発表と活発な討論がわれまし た。また、1日目の夕方の情報交換会では,研究交流に加えて互いの懇親を深めました。開催に際しまして、皆様の多⼤なるご⽀援とご協⼒を賜りましたことに厚くお礼申し上げます。末筆ではございますが、皆様の益々のご活躍とご健勝を祈念いたします。

日本量子医科学会第4回学術大会
大会長 柿沼 志津子
(量子科学技術研究開発機構放射線医学研究所 放射線影響予防研究部 )

             

企業協賛

開催概要

会 期

2024年12月6日(金)~12月7日(土)

テーマ

基礎科学研究が拓く未来の量子医科学

大会長

柿沼 志津子(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所)

共 催

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

会 場

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 重粒子線治療推進棟2階大会議室
〒263-8555  千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1
HP:https://www.qst.go.jp/site/about-qst/1315.html

主なプログラム

招待講演/シンポジウム/特別講演/一般講演

お問合わせ先

日本量子医科学会第4回学術大会事務局
ARアドバンストテクノロジ株式会社
担当:岩田 良之
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-1 渋谷アクシュ18F
TEL:080-4338-4457
Email:yoshiyuki.iwata@ari-jp.com

ページトップに戻る

大会長挨拶

日本量子医科学会第4回開催にあたり

 この度,日本量子医科学会第4回学術大会を,2024年12月6日-7日の2日間にわたり、千葉・稲毛にて開催させていただくこととなりました。量子科学技術研究開発機構が担当する開催は、第1回大会(2021 年、大会長:中野隆史先生)以来、3年ぶりになります。この度、皆様の交流の場を提供させていただけることを、第4回学術大会開催に関わる関係者一同、大変光栄に思います。

 日本量子医科学会は、粒子線等に関する科学領域として医療・物理・生物などの分野横断的な活動の場として、さらなる学術的展開と社会実装を求めて設立されました。量子医科学分野では、臨床から基礎研究へのフィードバックや、基礎研究において異分野融合による共同研究が進められ、新たな治療方法の構築に繋がって来ています。そこで、今回の学術集会のテーマは「基礎科学研究が拓く未来の量子医科学」と致しました。最新の治療に繋がった物理・生物の基礎研究の紹介や、最新の基礎研究・治療の状況を互いに共有して討議することで、量子医科学分野の未来の治療の創造につながる大会にしたいと思います。

 現地開催に加えハイブリッド形式を取り入れることで、様々な研究環境の会員が継続して大会に参加できるよう準備を進めて参ります。基礎から臨床まで幅広い分野の参加者が集い、お互いの研究を理解する機会になることを願っています。

 千葉・稲毛で多数の皆様とお目にかかれるようご参加を心よりお待ちしています。

令和6年6月吉日
日本量子医科学会第4回学術大会長 柿沼志津子
(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所)

ページトップに戻る

         
     

優秀発表賞

物理学部門

12Beビームのアイソマー比決定およびアイソマー状態の崩壊分岐比・半減期の高精度測定

〇田口 諒 1)、他共著37名
1)大阪大学大学院 理学研究科
             

生物学部門

炭素線誘発マウス胸腺リンパ腫における融合遺伝子の探索

〇須田 武仁 1)、他共著6名
1)慶應義塾大学薬学部 量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所 放射線影響予防研究部 
             

シアル酸を標的としたフェニルボロン酸修飾ホウ素薬剤の治療効果

〇中家 亜美 1)、他共著6名
1)筑波大学大学院 人間総合科学研究群 人間総合科学研究科
 

 

ページトップに戻る

プログラム

ページトップに戻る

抄録集

※大会参加者のみ閲覧可能です。


   

ページトップに戻る

      

参加登録

          

参加カテゴリ

学会員(一般)3,000円
学会員(学生)無料
非学会員6,000円
非学会員(学生)1,000円

学生(院生を含む)の方は学生証または在学証明書が必要となります。事務局から登録されたメールアドレスにご連絡します。

学会員の参加費は不課税となります。

演題登録されている先生方も参加登録が必要となります。

現地及びオンライン参加、どちらも同じ金額となります。

当日、受付混雑緩和の為に、事前に参加登録頂きます様ご協力をお願い申し上げます。

12月6日(金)に情報交換会を予定しております(参加費4,000円)。また、12月7日(土)はお弁当を準備致します(1,000円)。参加登録におきまして、事務局より、参加費を合わせた振込金額をご案内致します。

参加登録期間

2024年12月4日(水)23:59まで

お支払

1.下記銀行口座への事前振込

             

銀行名:みずほ銀行 東京ファッションタウン出張所
口座名義:一般社団法人日本量子医科学会
フリガナ:シャ)ニホンリヨウシイカガツカイ
口座番号:3003594
預金種目:普通
           

2.当日、現地受付デスクにて、クレジットカードもしくは交通系ICカード等各種電子決済にてお支払い下さい。

              

※現金でのお支払いは出来ません。ご了承下さい。使用可能な電子決済等につきご不明の点は事務局(yoshiyuki.iwata@ari-jp.com)までお問合せ下さい。

 

抄録集

HPから事前にダウンロードをお願い致します。参加登録後、参加費を口座に振り込まれた事を確認し、事務局よりパスワードを送信致します。

               

オンライン参加用URL

             

参加費の振込を事務局にて確認後、URLをお送りします。現地参加及びオンライン参加を併用される場合にもURLをお送りします。

学会入会申し込み

学会に未加入の方は、当日、現地にても入会申し込みを受け付けております。支払いはクレジットカードまたは電子決済でのお支払いとなります。

会員種別入会金年会費(年額)
正会員1,000円8,000円
学生会員無 料1,000円

学生会員様は有効期限のわかる学生証または在学証明書のご提示をお願い申し上げます。

参加登録の手順

~お願い~
ご登録の際はPCのメールアドレスを推奨しております。
またhotmailアドレス(@hotmail.com/@hotmail.co.jp)や、 Outlookアドレス(@outlook.com)へのメールは、 フィルターの強化により運営事務局からのメールが届きにくいという状況が発生しております。
なるべく他のメールアドレスでのご登録をお願いします。

                          

このページ下部の「参加登録フォーム」より必要事項を入力してください。

登録が正常に完了しますと、参加登録フォームから登録されたE-mailアドレスに登録完了通知メールが送信されます。

                          

メールが届かない場合は、正しく登録されていない可能性があります。十分に注意してご登録ください。

                          

登録内容は、登録完了通知メールにてご確認ください。メールが届かないあるいは入力内容の誤りについては、事務局(yoshiyuki.iwata@ari-jp.com)までご連絡ください。

  

ページトップに戻る

         

演題登録

将来性豊かである未来学術領域としての量子医科学分野を開拓する場として、医学、物理、工学、生物、化学の基礎から臨床、宇宙、産業等の応用に亘る多分野の研究者の参画を頂き、 粒子線等の研究の現状について理解を深め、研究情報を交換するために、幅広い内容の演題を募集します。
また、量子医科学研究のベースとなるあらゆる技術開発に関する演題も募集しますので、奮ってご応募ください。

演題募集期間

2024年11月12日(火)締切

募集概要

一般演題を募集します。
採択された演題は、口頭発表あるいはポスター形式にてご発表いただきます。
詳細な発表方法、発表時間に関しましては採択後にお知らせいたします。

※シンポジウムを除き、登壇者は本会員に限ります。発表を希望される方は、事前に申し込みと学会年会費の納入をお願いします。入会はリンク先こちらからご登録ください。

応募分野・テーマ ※複数選択可

A.(基礎)物理・工学

  1. 治療
  2. 計測技術
  3. 原子核研究
  4. その他

B.(基礎)生物

  1. 治療生物
  2. 生物影響
  3. 宇宙
  4. その他

C.(臨床)治療・診断

  1. 陽子線治療
  2. 重粒子線治療
  3. TRT治療
  4. 診断
  5. 看護
  6. その他

演題登録方法

  • 応募分野・テーマから、希望するカテゴリー(英数字)を選択してください。
    セッション編成時の参考にさせていただきます。
    ただし、最終的な編成については大会長にご一任ください。
  • 抄録タイトルは全角50文字以内としてください。
  • 抄録本文は全角800文字以内、図表がある場合は500字以内としてください。
  • プログラム・抄録集には応募データをそのまま使用、印刷しますので、ご注意ください。
  • 図表は1点のみお受けします。抄録作成テンプレートの中に入れてください。
    こちらの抄録作成用テンプレートをご利用ください
  • 利益相反(Conflict of Interest: COI)について明記してください。
    ※ COIなしの場合の記載例「演題発表に関連し、開示すべきCOI関係にある企業などはありません。」

演題の登録・確認・修正・削除

1.演題登録

演題はリンク先こちらからご登録ください。演題登録完了後、事務局(yoshiyuki.iwata@ari-jp.com)までメール添付の形で抄録を送信下さい。【抄録作成用テンプレート
演題登録が正常に完了しますと、事務局から登録されたE-mailアドレスに登録完了通知メールが送信されます。メールが届かない場合は、正しく登録されていない可能性があります。十分に注意してご登録ください。

2.確認・修正・削除

一度登録された演題に修正を加えるときは、運営事務局までご連絡下さい。 締め切り前であれば、何度でも修正・確認ができます。
登録した演題を削除されたい場合は、運営事務局までご連絡ください。
演題登録締め切り後の修正および取り消しは、一切お受けできません。

~お願い~
ご登録の際はPCのメールアドレスを推奨しております。
またhotmailアドレス(@hotmail.com/@hotmail.co.jp)や、 Outlookアドレス(@outlook.com)へのメールは、 フィルターの強化により運営事務局からのメールが届きにくいという状況が発生しております。
なるべく他のメールアドレスでのご登録をお願いします。

注意事項

  • ご自身のコンピュータ環境によっては、ファイアーウォールなどの影響でホームページから演題を登録できない場合があります。
    病院などのPCで登録できない場合は、ご自宅のPCなどを使用し、再度アクセスしてください。
  • 締め切り当日はアクセスが集中し、演題登録に支障をきたすことが考えられますので、余裕を持って登録を行ってください。
  • 登録者が間違えて入力した内容についての責任は負いません。
    登録ボタンを押す前には内容に不備・間違いがないか再度確認してください。
  • 応募者のコンピュータ環境および技術的問題が原因で演題の応募に不備をきたしても事務局では責任を負いかねます。
    受領通知メールが届いているかどうかを必ずご確認ください。

査読について

複数の査読委員が抄録の内容を確認します。

< 査読基準 >

  1. 量子医科学・学術集会にふさわしい内容であること。
  2. 未発表のものであること。
    既に発表した内容を含む演題でも、新たな知見が加味され再構成されたものである場合には、既発表ではないと判定する。
  3. 倫理的配慮がされていること。
  4. 研究目的、方法、結果、考察等が記載され、形式が整っていること。

採択通知について

11月中旬頃、申込いただいたメールアドレス宛に採否通知をお送りいたします。また、若手優秀演題(口頭発表、ポスター発表)に対し表彰を行います。
携帯電話のメールアドレスでは、受信できないこともありますので、できるだけPCメールアドレスにてお申し込みください。演題の採否および発表形式については、メールでご案内いたします。
※演題の採否、発表セッションについては、大会長にご一任願います。
※発表方法の詳細は、発表筆頭者に直接お知らせいたします。

演題登録についてのお問い合わせ先

ARアドバンストテクノロジ株式会社
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-1 渋谷アクシュ18F
TEL:080-4338-4457 Mail:yoshiyuki.iwata@ari-jp.com

   
           

ページトップに戻る